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【レベルアップに直結】毎日の質を上げる最強のタイムマネジメント法

こんにちは、スポーツメンタルコーチの大迫です。

今回はアスリートの時間の使い方(タイムマネジメント)に関するお話。

 

練習、フィジカル&メンタルトレーニング、体のケア、食事、睡眠、オフ…

 

さらにこれがそれぞれ細分化されていたりとアスリートが取り組むことは本当に多いです。

 

トップアスリートほど競技内外問わずこの時間の使い方が抜群に上手いです。

今回は一週間の質を劇的に向上させるタイムマネジメント法を紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。


プロフィール

スポーツメンタルコーチ 大迫 慎太郎

スポーツメンタルコーチングAthLead.(アスリード)代表

MCS-JAPAN認定メンタルコーチ

JPDAドラコンプロ

 

学生時代は野球(大学硬式野球部出身)、その後ゴルフに転向し紆余曲折を経てプロの世界へ。プレーヤーとして複数競技の現場を知るメンタルコーチとしてアスリート、アスリートを支える指導者、ご家族の方、ビジネスパーソンをサポート中。アメリカ ロサンゼルスで世界のゴルフを学んだ経験を元に、帰国後はスコアアップに特化したゴルフレッスンも実施中。ベストスコア68。


一週間の質を劇的に向上させるタイムマネジメント法

 

僕の経験上、競技の現場と私生活を切り離すことなく私生活の延長が競技であるという認識を持っている選手ほど、実力を大きく伸ばしていく傾向があるように思います。

 

ここではそれぞれの取り組みを繋ぐ作業について紹介します。

一週間の取り組みの検証

 

一週間は168時間です。あなたはこの168時間をどのように使っていますか?

 

まずはあなた自身の直近の一週間を月曜日〜日曜日、それぞれ24時間分のタイムスケジュールを書き出して振り返ってみましょう。

 

カレンダーのように横に月〜日、縦に0時〜24時までの表を作ると一目でわかるようになります。

 

アスリートの日常を構成する要素は主に以下の5つです。

スキルアップトレーニング

 

アスリートが毎日行っている練習ですが、一週間の練習時間(◯時〜◯時)はもちろん、その中で具体的な練習メニューとそれぞれの練習の意図を書き込みます。

フィジカルトレーニング

 

同じくフィジカル強化を週何回何時間取り組んだか、その中でも例えば上半身と下半身と基礎体力それぞれのトレーニングについて書き込みます。

 

またトレーニングと栄養がセットであることは既に多くの皆さんがご存知かと思います。

 

トレーニング後にどんな栄養(プロテインやサプリメント等)を摂ることができたかというところも一緒に加えられるとなお良しです。

メンタルトレーニング

 

メンタル強化に関する取り組みももちろんですが、例えば瞑想や読書や気分転換(オフの過ごし方)、今この記事を見ながら取り組んでいる作業もその一つです。

 

自分をニュートラルな状態に戻すための取り組みとそれに使った時間を書き込みます。

食事

 

トレーニング後の栄養摂取とは別に朝昼夜の食事について、食べたメニュー(自炊か外食か)、食事時間や時間帯を書き込みます。

睡眠

 

意外と軽視しがちなのが睡眠です。

 

睡眠時間はもちろんですがその時間帯を書き込むことに加えて、寝る90分前からの行動も一緒に出してみましょう。

次の一週間の取り組み

 

上に挙げた5つ(心技体+食事+睡眠)の取り組みを表にすると、今の自分にとって本当に必要なものや逆に余計なものが浮かび上がってきます。

 

それを踏まえて次の一週間の168時間をどう過ごせばあなたが目標とするステージに近付けるか、というところを整理していきましょう。

睡眠を基本として考えると組み立てやすい

 

以前の記事【世界のトップは知っている】力を発揮する最高の睡眠【アスリート必見】でも紹介したように、アスリートに関わらず睡眠は全ての基礎といってもいいほど重要なものです。

 

僕のおすすめは睡眠を最低でも8時間は確保して優先してスケジュールに組み込むことです。

 

【24時間ー8時間=16時間】

【16時間×7日=112時間】

 

一日を24時間ではなく睡眠時間を除いた16時間と捉えてそれを7日、一週間を112時間の中で取り組みを配分していくと活動を組み立てやすくなります。

 

また世界のトッププレーヤーは睡眠の時間帯も一定していることが特徴です。極力毎日同じ時間に活動を開始できるよう睡眠を確保できればなお良しです。

練習量&メニューはバランスが取れているか?

 

これは特に個人競技の人にチェックしてもらいたいことですが、例えばゴルフの場合、練習にフォーカスしてみても取り組むことはものすごくたくさんあります。

 

大きく分けるとショット、アプローチ、パターですがショットもショートアイアン、ミドルアイアン、ロングアイアンに分かれます。

 

さらにその中でも同じ距離を違う番手で打つ、フックとスライスで打つなど練習メニューも細分化されます。

 

アプローチやパターも含めるとその数は増え、さらにフィジカルとメンタルも加えると本来同じ取り組みが続くことは極めて少ないはずです。

 

一週間を通して同じメニューに偏らずバランスよくカバーできているかチェックし次の一週間の予定を立ててみてください。

 

練習の質を向上させるためにもぜひ週一回はこの作業に取り組むことをおすすめします

必要な食事は摂れているか?

 

身体はアスリートにとって資本であり、身体は食べる物によって作られます。

 

当たり前のことかもしれませんが、僕が関わらせて頂くトップアスリートの皆さんは食事に対する意識がすごく高い選手が多いように感じます

 

ただこれは絶対的な正解があるわけではないので、一度チェックしてみて自分の傾向を知った上で食事について考えるきっかけにしてもらえればと思います。

今回紹介したのは自分と向き合うための一つの方法です。

 

僕もサポート選手のコーチングで今回の内容”+α”を見える化する独自のツールを使用していますが、サポート前と比べると明らかに競技に対する向き合い方が変わったという選手がすごく多いです

 

もう1ステージレベルアップしたいという人は一度自分の取り組みと向き合う作業をしてみてはいかがでしょうか。

AthLead.ではトップレベルのアスリートを目指すみなさんに対して、

メンタルコーチングフォーカストレーニングを提供しています。

30分無料コーチングも行なっておりますのでお気軽にお問い合わせください。

またスポーツメンタル関連の情報はこちらでも発信しています。

それではまた。