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【トッププレーヤーの企業秘密】メントレが普及しない理由3選

こんにちは、スポーツメンタルコーチの大迫です。

スポーツでパフォーマンスを上げるには、古くから“心技体”と呼ばれるようにメンタル・スキル・フィジカルのレベルアップが必要とされてきました。

 

時代とともに各競技の練習メニューの多様化が進み技術レベルが上がり、トレーニング・栄養に関する情報の充実により昔と比べアスリートのフィジカルレベルも格段にアップしました。

 

またスキル面、フィジカル面ともにパーソナルトレーニングが導入され、昭和の時代から30年以上もの時間をかけ飛躍的な発展を遂げました。

ではメンタル面はどうでしょうか?

残念ながら”技”、”体”の進化と比べて、30年経った今でも”心”の部分に対するアプローチはほとんどなされていません

 

今回はスポーツ界で他の要素と比べて未だメンタル面が軽視されている理由と、メンタルトレーニングがアスリートに与える好影響について紹介します。

 

後半にレベルアップにつながるヒントがありますのでぜひ最後までご覧ください。


プロフィール

スポーツメンタルコーチ 大迫 慎太郎

スポーツメンタルコーチングAthLead.(アスリード)代表

MCS-JAPAN認定メンタルコーチ

JPDAドラコンプロ

 

学生時代は野球(大学硬式野球部出身)、その後ゴルフに転向し紆余曲折を経てプロの世界へ。プレーヤーとして複数競技の現場を知るメンタルコーチとしてアスリート、アスリートを支える指導者、ご家族の方、ビジネスパーソンをサポート中。アメリカ ロサンゼルスで世界のゴルフを学んだ経験を元に、帰国後はスコアアップに特化したゴルフレッスンも実施中。ベストスコア68。


“メントレ”の普及が遅れている理由

 

冒頭に書いたようにスポーツ界では”技”、”体”と比べて”心”の部分であるメンタルトレーニングは残念ながら普及が遅れています。

 

ここではなぜメンタルトレーニングが一般に普及し切らないのか、その理由を実際にプロとして現場でコーチングを行っている僕の視点からお伝えします。

“メンタルが弱い人が克服するための手段”というイメージ

 

僕がコーチングしている中で感じる、多くの人がメンタルトレーニングを導入するのに躊躇する理由の多くは恐らくこれではないかと思います。

 

トレーニング自体に興味はあっても”メントレを導入する=メンタルが弱い人”といった認識が一般的にはまだ残っていて、”弱い自分”を出すことへの抵抗感やマイナスイメージが強いのではないかと思います。

メンタルトレーニングの本質

 

メンタルトレーニングというと例えば感情コントロールや集中力などをイメージされることが多いですが、一番の本質は”自分自身と向き合う”ことにあります。

 

なぜ試合で良いプレーができたのかや現状の取り組みの検証など、自分と向き合い目標を達成する選手に相応しい状態を作り上げることです。

 

その結果として感情コントロールや集中力強化などの副産物が手に入るといったイメージです。(もちろんこれらに特化したトレーニングも行います。)

現状のレベルは関係なく全てのアスリートに有効

 

フィジカルトレーニングに取り組んでいる人やジムに通っている人が全員体力不足、筋力不足ということはありませんよね。

 

また一言でフィジカルといっても上半身や下半身、インナーマッスルやアウターマッスルなど細分化され誰しも強い部分と弱い部分があります。

 

全体的に優れたフィジカルを持っていてもトレーニングを行う人は大勢いますし、むしろアスリートのレベルアップのためにはトレーニングは今や必須項目になっています。

メンタルトレーニングも同じです。以前に別の記事でも紹介したように(【パフォーマンスに直結】あなたのメンタルを構成するポイント12選)、メンタルは細分化され誰しも強みと課題が存在します。

 

つまり現状の把握も含めて、メンタルトレーニングはレベルアップを目指す全てのアスリートにとって有効なものです。

“勝てないのは技術不足”と結論付けがち

 

“俺って下手だから…”、”下手なんでもっと練習します…”といったように自分を卑下することが無意識的に口癖になってしまっている選手は意外と多いです。

 

しかし僕自身そういった選手を客観的に見ていてよく感じることがあります。それは勝つ選手と比べても何ら遜色ないくらいに素晴らしい技術を備えている選手がすごく多いということです。

 

練習が必要なのは言わずもがなですが、勝つために今の自分に必要なものを正しく把握してそこに対する取り組みがなされているかという検証が必要です。

 

この“自己分析”というのもメンタルスキルの一つです。

コーチ側に発生するトレーニングの守秘義務

 

各競技のトップレベルの選手でフィジカルトレーニングと同様にメンタルトレーニングに取り組んでいる選手は実は意外と多いです。

 

ただフィジカルトレーニングと違うのが、基本的に僕達メンタルコーチには職業柄トレーニングに関しての個人情報の守秘義務があります。

 

メンタルトレーニングに関しては、“〇〇選手が取り組んでいる練習(トレーニング)”というような内容の発信は、選手を守るという意味でも基本的には選手本人が公表しない限りはできないことになっています。

(各コーチとの契約にもよると思いますが…)

 

このように具体的な取り組みが伝わりにくい点も普及に時間がかかっている原因の一つかもしれません。

 

実際にお問い合わせを頂く内容の中でも、“独学で勉強したけど結局何をすればいいのかわからなかった”という声も多いです。

しかし既にメンタルの重要性に気付いているトップアスリートは、実はこっそり”企業秘密”として取り組んでいます

AthLead.が提供するメンタルコーチング

 

AthLead.が提供するメンタルコーチングは、一般的に言われる実際の現場での状況に合わせて使うために細分化されたメンタルトレーニングに加え、

 

“心技体”全てに対する取り組みを検証し全てのレベルを目標達成できる選手に相応しいものに整えていくことを目指すコーチング

 

これら2つを組み合わせたものを指します。

 

つまり”メンタル”と名前は付いていますが他の全ての部分の成長に大きく影響を与えるトレーニングです。

 

例えばメンタルコーチングに取り組み、自分自身の”あり方”を目標を達成できる選手に相応しいものに整えていくことで日々の練習に対する意識を変える、つまり練習の質を向上させることで技術レベルも上がるといったようなイメージです。

“心”の部分が整っているかどうかで練習の効果は何倍にもなりますし、逆に何分の一にもなり得ます

 

例えばプライベートが充実しているか、逆にトラブルを抱えているのかでも、競技に注げるパワーは変わってきます。

 

スランプや頭打ちを感じている人はぜひ、”心体=パフォーマンスの質”という足し算ではなく、”心××体=パフォーマンスの質”という掛け算の意識を持つことをオススメします。

詳細はメンタルコーチングフォーカストレーニングのページをご覧ください。

 

また30分無料コーチングも行なっておりますのでお気軽にお問い合わせください。

またスポーツメンタル関連の情報はこちらでも発信しています。

 

トップレベルのアスリートを目指す皆さんからのご連絡をお待ちしています。

それではまた。