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【常識を疑う】やってみないとわからない!

こんにちは、メンタルコーチの大迫です。

先日あるゴルファーの方から

こんなご相談を頂きました。

飛距離アップと安定感が欲しくて

本格的に肉体改造というか、

フィジカルトレーニングを

取り入れようとコーチに

相談したんですが、

”バランスが崩れるからおすすめしない”

と言われました。

どうしたらいいでしょう?

といった内容でした。

この方は競技にチャレンジされている方ですが、

素晴らしい向上心、探究心を

お持ちの方です。

今回はご本人に承諾いただいた上で、

このご相談頂いた内容

についてお話しします。


メンタルコーチ 大迫 慎太郎

スポーツメンタルコーチングAthLead.(アスリード)代表

MCS-JAPAN認定メンタルコーチ

JPDAドラコンプロ

大学硬式野球部出身

ゴルフ、野球、ビジネスのメンタルコーチとして

アスリート、アスリートを支える指導者、ご家族の方、ビジネスパーソンをサポート中

2019年にアメリカ ロサンゼルスでゴルフの修行、帰国後は選手としても活動中

ベストスコア68

公式インスタグラム


今回の件で

ご本人はどのように

考えていらっしゃるかお聞きすると

”取り組もうと思っていました、

でもそのコーチに習って上手くなったので

おすすめしないと言われると

説得力があるというか、

やっぱり今のままいく方が

近道なのかもと思っています”

ということでした。

メンタルコーチとして選手と関わっていると、

特にアマチュアの方に多いのですが、

指導者との関係性が

上下関係というか、

”先生と生徒”

なっているケースが

多いように感じます。

これが良いか悪いか

という話ではなく、

皆さんはどうでしょうか?

指導者の方との関係性は

どんなものですか?

指導者にもタイプがあり、

大きく分けて

”ティーチャー””コーチャー”がいます。

”ティーチャー(teacher)”は

直訳で”先生”ですね。

学校の先生もそうですが、

”わからないこと、知らないことを教える”

ことが仕事です。

短期間で効果を発揮することが強みです。

しかし本人の”考える力”を奪ってしまう

可能性があります。

一方”コーチャー(coach)”は

直訳で”馬車”です。

馬車は人や物を

目的地へ運ぶことから

”対象者を目標まで送り届ける”

ことが仕事です。

(ちなみに、

某高級ファッションブランド名には

”大事なものを運ぶときに使ってほしい”

という想いが込められているそうです)

本人の”考える力”や、いわゆる”引き出し”を

作り出すことを強みとしています。

しかし効果が出るまである程度の

時間を要する可能性があります。

コミュニケーションは

”teach”が一方通行、

”coach”が双方向が基本です。

”先生と生徒””パートナー”

イメージしてもらえると

わかりやすいかと思います。

本題のご相談頂いた方は

指導者の方との関係性でいうと

”先生と生徒”の関係であることが

推察されます。

何度も言いますが、

良いか悪いかという話ではありません。

受ける側が何を求めているかです。

僕は相談する相手のタイプによって

返ってくる答えは変わると思っています。

僕は”coach”なので、

(一部相手が知らないことは

情報提供として”teach”もしますが)

もし同じような相談を受けた場合、

恐らく”一度チャレンジしてみよう”

が答えになるのではないかと思います。

チャレンジしないと

気付かないことはたくさんあります。

”気付き”の繰り返しが

本当の意味での成長に繋がります。

同じ人間が一人としていない以上、

Aさんはハマらなかったけど

Bさんにとっては最高のアプローチ

ということは

普通にあり得ることです。

常識とされていることにも

一度疑ってみる習慣をつけませんか?

それではまた。