【要注意】ゲームの”流れ”感じますか?
こんにちは、メンタルコーチの大迫です。
いわゆる”ボギー列車”、
一度ボギーを打つとそこから止まらなくなってしまう現象ですが、
プロアマ問わずゴルファーの皆さんは
一度は経験されたことがあるのではないでしょうか。
野球でピッチャーが突如ストライクが入らなくなるのもこれに似ています。
今回は”プレーに影響を与える”流れ”の存在”についてお話しします。
メンタルコーチ 大迫 慎太郎
メンタルコーチとして言わせて頂くと、
本当は”流れ”という言葉はあまり使ってほしくありません。
というのも、流れというものは本来存在しません。
いわゆる”良い流れ”も”悪い流れ”も、
全て自分で作り出してしまっているだけなのです。
”良い流れだったら感じてもよくね?”
と思う人もいるかと思います。
確かにその部分だけを見れば問題ないと思います。
しかし波と同じように上がったものは下がります。
もしも”良い流れ”だけを感じ取れるのなら何も変えなくていいです。
ただ、僕はそれはほとんど不可能だと思っています。
もしあなたがプレー中に”悪い流れ”を感じてしまっているのなら
一度見つめ直してみても良いかもしれません。
流れを感じているというのは、”今”に集中し切れていない状態です。
つまり過去のプレーや結果に捉われ振り回されているということです。
この”今に集中する”ために取り組むのがメンタルトレーニングです。
練習場に通ったりジムに行って身体を鍛えるのと同じで、
これもトレーニングを積まなければできるようにはなりません。
そのためにメンタルコーチがいます。
近くにコーチがいればぜひ相談してみてください。
少し話が逸れますがこの”流れ”に関連して、
敏感な感性を持っている人ほど注意してほしいのがこの点で、
最終的に行き着くのが”イップス”です。
イップスは一度なってしまうと治すのにものすごく時間と労力を要します。
イップスについてはまた今後詳しく解説します。
それを避けるという意味でも、メンタルコーチの僕としては
過去のプレーは全て切り離して、
プレー中は”今、この瞬間”にフォーカスしてほしいと思っています。
ちなみに僕自身はこのトレーニングを始めてから
ボギー列車に乗車することが非常に少なくなりました。
高い目標をお持ちの人ほど取り組んでみてはいかがでしょうか。
それではまた。